ドライブレコーダー を新調するにあたり、どのメーカーのどのタイプが良いのか検討してみました。
事故のときはもちろん、駐車中のドアパンチや当て逃げも記録したい。
最近主流のカメラはだいたい200万画素レベルで、どのメーカーでもSONY製STARVISが搭載されており、夜でも明るく撮れるようになっています。また、HDRやWDRの採用でトンネルの出口など明暗の差が激しいところでもナンバーなどが読み取りやすくなっています。
まず、検討したのは最近流行りの360度カメラ。ダレノガレ明美さんがこれで当て逃げの相手特定したと話題になりました。
しかし360度カメラ、200万画素に魚眼レンズということもあり、ナンバーを読み取るのはかなり厳しいようです。ダレノガレ明美さんもナンバープレートではなく、写っていたトラックの会社名から追えたとのこと。
それではせっかく当て逃げを記録できても相手が特定できません。
やはり360度カメラは諦めて前後のドライブレコーダーがよいのかと、まず検討したのはケンウッドのドライブレコーダ DRV-MR760
KENWOOD(ケンウッド) ドライブレコーダー DRV-MR760 ユーザーの声に反応して緊急録画を開始できる音声コマンド機能搭載 前後 2カメラ ドライブレコーダー DRV-MR760
- 発売日: 2021/03/22
- メディア: エレクトロニクス
KENWOODの良さはF1.8(ものによってはF1.6)の明るいレンズを採用しているところと、macでも再生できるところでしょうか。
前後がしっかり撮れるのはよいですし、事故の時や前方の当て逃げであればこちらで十分記録できるのではないかと思います。
しかしドアパンチや側面からの事故も記録したいので、これに360度カメラを組み合わせるのがいいかなと調べていたところ、コムテックからZDR037という360度全方向の800万画素の製品が出ていました。こちらコムテックのHPでもそんなにアピールはされておらず、製品一覧の中盤にしれっと出ていたので気づきませんでした。
これなら、360度で綺麗に撮りつつ、リアも撮れるしいいなと思い、こちらを購入しました。
早速取り付けて画像を確認したところ、高解像度で設定しても残念ながら前方の車や駐車中の他車のナンバープレートが確認できるほどではありませんでした。
一方でリアカメラの方はかなり鮮明で信号待ちなどで後ろに停車している車のナンバーもはっきり読み取ることができました。
そこで、本来リアにつけるリアカメラをフロントにつけて、フロントをしっかり取れるようにしました。これで、駐車中の隣に停めていた車が去るときにナンバーも読み取ることができます。
煽りはあまり重視していないのと、360度カメラの方で後ろの様子はなんとなく取れますし、前に来ればナンバープレートも記録できるのでそれで良しとします。
360度カメラはまだまだ発展の余地がありそうです。
現時点ではフロント+リアタイプと、360度カメラの組み合わせがオススメかなと思います。
あと、車種によると思いますが360度カメラは取り付け位置に悩みます。私の愛車はルームミラーがかなり下側についているため、ルームミラー裏でカメラレンズがルームミラーよりちょっと超えるところに取り付けないと死角ができてしまいます。しかしルームミラー裏につけると操作感がイマイチ。
今回はこの構成で一旦落ち着きましたが、もし選びなおすとすると以下の構成もありかなと思っています。
KENWOODのDRV-830でフロントをしっかりと録画しつつ、デジタルインナーミラー型の360度対応ドライブレコーダーという組み合わせ
この構成であれば、フロントがかなり綺麗に撮れ、かつ、デジタルインナーミラー型の360度にすることで360度カメラの取り付け位置も悩むこともなく、こちらで全体の雰囲気とリアもしっかり記録することができます。
さらに、本来のデジタルインナーミラーとしての機能も利用できるため、荷物が満載でもバックミラーが使えます。
私はZDR037で360度カメラはつけてしまっているので、前後または後ろだけのデジタルインナーミラーを別途検討しようと思ってます。
次回は駐車監視を強化するためのバッテリーについて書きたいと思います。